南芦屋浜病院

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MRI導入について

MRI導入について

東芝メディカルシステムズ製 磁気共鳴画像診断装置

患者様にやさしい1.5テスラMRIを導入しました

導入装置の特徴

従来のMRIに比べて、検査音が静かです

真空管コイル騒音の発生源であるコイルを真空封入する独自の構造により、検査音の大きさを聴感レベルで約1/10までカットしました。
小さいお子様や、ご高齢の方でも安心して検査を受けていただけます。

広い開口径と短い奥行による、開放的な検査空間です。

架台軸長:1,495m65.5cmの広い開口径と1.5m弱の短い奥行きを有しています。
腰椎や下腹部の検査であれば、外が見えるほどに頭がMRI装置の外に出ますので、閉所が苦手な患者さんでも安心して検査を受けていただけます。

造影剤を使うことなく、血管を抽出することができます。

ガドリニウム系造影剤を使った造影MRA検査による腎性全身性線維症(NSF)発症の危険性が叫ばれてからというもの、非造影MRAの必要性は日に日に増しています。
当院では、腎機能の低下した患者さんでも安心してMRA検査を受けていただくことができるように、最新のソフトウェアを搭載したMRI装置を導入しました。
画像をご覧頂いてもおわかりのように、末梢まで鮮明に血管を描出することができます。

病院関係者の皆さまへ

頭頚部領域

当院に導入するMRIは最新の高磁場1.5テスラMRI装置ですので、全身で診断に有用な画像を提供できます。検査依頼は当院まで問い合わせください。

頭部領域は古くからMRIが使われてきた領域で、得られる情報はどの画像診断よりも多いと言われています。当院のMRIは最新の高速撮像法に対応していますので、急性期脳梗塞から出血の診断まで第一選択として使用できます。

(検査対象)
・脳実質 ・脳血管 ・下垂体 ・眼窩 ・内耳
・顎関節 ・頚部血管 ・咽頭 ・甲状腺など

(代表的な疾患)
・脳血管障害(脳梗塞、脳内出血、奇形) ・脳腫瘍
・感染症、炎症 ・脱髄、変性疾患 など

脊椎・脊髄領域

脊椎系のMRIも頭部と並び当初から有用性が認められています。
MRIでは造影剤を用いなくても骨髄、椎間板、脊髄の評価をすることができます。

(検査対象)
・頚椎 ・胸椎 ・腰椎 など

(代表的な疾患)
・脊椎の変性疾患(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症)
・脊髄の変性疾患(多発性硬化症) ・外傷 
・脊髄炎 ・先天奇形 ・腫瘍 ・脊髄の血管障害 など

四肢関節領域

関節の診断においてMRIは必須の検査です。靭帯や腱、軟部組織の描出に優れるMRIでは、他の検査では得られない情報を得ることができます。

(検査対象)
・膝関節 ・肩関節 ・股関節 ・肘関節 ・手関節
・指関節 ・足関節 ・四肢筋肉 など

(代表的な疾患)
・半月版損傷 ・靭帯損傷 ・腱板断裂 ・脱臼 
・骨転移 ・軟骨肉腫 ・大体骨頭壊死
・変形性股関節症 ・炎症 ・軟部腫瘍 など

上腹部領域

近年のMRI装置の進歩により、上腹部領域のMRIは画像診断に欠かせなくなりました。
MRCPはもちろん、拡散強調画像も上腹部で撮像することができます。

(検査対象)
・肝臓 ・胆嚢、胆道系 ・膵臓 など

(代表的な疾患)
・肝細胞癌 ・転移性肝癌 ・肝血管腫 ・肝嚢胞
・胆嚢癌 ・浸潤性膵管癌 ・膵管内乳頭腫瘍 など

下腹部領域

被ばくを避けたい骨盤部検査はMRIが有用で、CTと比べ高いコントラストの画像を提供できます。
また腎機能が低下した患者さんでは造影剤使用を避けるべきですが、当院のMRI装置では、造影剤を使用せずに腎動脈を良好に描出することができます。

(検査対象)
・腎臓 ・副腎 ・腎動脈 ・子宮 ・卵巣
・胎児 ・前立腺 ・精巣 ・膀胱 など

(代表的な疾患)
・腎細胞癌 ・腎血管筋脂肪腫 ・腎動脈狭窄
・子宮筋腫 ・子宮体癌 ・子宮頚癌
・前立腺癌 ・前立腺肥大 ・膀胱癌 など

大血管領域

当院のMRIは造影剤を使用せずに動脈、静脈を分離して描出することが可能です。
スクリーニングやフォローアップの検査も安心して行えます。

(検査対象)
・胸腹部大動脈 ・下肢動脈 ・下肢静脈 など

(代表的な疾患)
・大動脈瘤 ・大動脈解離 ・閉塞性動脈硬化症
・深部静脈血栓症 ・下肢静脈瘤 など

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