教育について
看護部教育方針
- 病院理念、看護部理念に基づいて、質の高い看護を提供できる看護師を育成する。
- 継続教育は、看護の専門職業人として臨床実践能力を高め、患者ケアの質の向上を図ることを目的とする。
- 社会の動向・医療環境を踏まえた看護教育の機会を与える。
- クリニカルラダーに基づき、看護実践能力が高められるよう必要な学習の機会を提供する。
- 個々の役割に応じた研修の機会を提供する。
- 看護師個々の学習ニーズや目標については、自己申告を尊重し、成長を支援する。
学習支援体制について
▶ Webを利用した教育システムの導入
公私ともに多忙な生活の中で最新の教育を受けることは簡単ではありません。当看護部では、忙しい中でも少しの隙間の時間を利用し、臨床実践能力のスキル向上が図れる機会を設けるため、インターネットを利用した研修プログラムを導入しています。パソコンに限らずスマートフォンなどでの視聴が可能なため、各個人のレベルに適した最新の講義が受けられます。
▶ サポートナースの導入
看護部では、新人看護師ひとりに先輩看護師がついて、一定の機関マンツーマンで教育指導をおこなうサポートナース体制を導入し、支援していきます。
▶ 新人看護師の院内留学制度の導入
新卒後2年目までの看護師または長い間現場を離れていた看護師さん(潜在看護師)を対象に入職後1ヶ月の間に渡り、院内の各部署へ赴き決められた研修を受けていただきます。外来から病棟・救急室・手術室での見学・実践を行うことで、基本的な知識と技術を学ぶことができるため、研修後は一廻り成長した自分になれると思います。
▶クリニカルラダーの導入
日本看護協会(JNAラダー)を導入し、目標をもって統一された教育システムの確立を目指します。
1.看護師が自己の臨床能力を評価し、目標・課題を明確にできる
2.組織理念を実践する
3.評価を基に臨床看護実践力における目標を設定し、努力することで自己の看護レベルを上げることができる
▶ 目標管理面接の実施
年3回目標管理面接を実施します。
自己の分析をおこなうとともに、目標管理設定シートの目標設定へのアドバイス・修正と、個人目標に対する整合性の評価及び進捗状況について面接をおこなっています。